スマートウォッチ睡眠計測の精度が知りたい!Apple WatchとXiaomi Smart Bandを比較検証

新常識!午後からの活力を補う昼寝の効果とは?
あさみ

こんにちは!「ぐっすり眠り隊」のあさみです。
「睡眠は量よりも質」なんて言葉聞いたことはありませんか?若い頃は毎日ぐっすり寝てすぐに体力回復していましたが、年を重ねるに連れて長く眠れなくなり、眠りの質の重要さを実感するようになりました。そんな私が導入したのが、睡眠の深さや質を測定してくれる「スマートウォッチ」です。スマートウォッチの睡眠管理のしくみや、私の使っているリーズナブルなスマートウォッチ「Xiaomi Smart Band」と高価格帯の「Apple Watch」の測定結果についても検証してみます!

もくじ

スマートウォッチ睡眠計測の精度が知りたい!Apple WatchとXiaomi Smart Bandを比較検証

1.スマートウォッチはどうやって睡眠を測定しているの?

着信などの通知をはじめ、歩数計や健康管理、電子マネー決済などさまざまな機能を搭載しているスマートウォッチ。
そのなかでも自分の睡眠状況を把握できる睡眠管理機能に、注目が集まっています。一体どのような方法で睡眠を測定しているのでしょうか。

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1-1.加速度センサー

スマートウォッチに搭載されている加速度センサーは、寝返りなどの人の動きを感知することができます。人は眠りが浅いと寝返りを打つため、加速度センサーで身体の動きを把握することで、眠りの深さを測定することができるのです。

1-2.光学式心拍計

心拍数を測ることができるスマートウォッチは、手首に接する部分が緑色の光で光ります。この光を手首の血管に照射し、反射される光の量の変化から心拍数を測定しています。浅い眠りのときは心拍数は増加し、不規則になります。反対に深い眠りのときは心拍数が少なくなり、安定した状態となります。

2.スマートウォッチでわかる!睡眠のメカニズム

睡眠には深い、浅い(コア睡眠)、レム睡眠の段階があります。レム睡眠は夢を見る時間として知られていますよね。
これらが90分〜120分のサイクルで繰り返しているのが睡眠です。

理想的な睡眠割合は、深い10〜20%、浅い50〜60%、レム睡眠20〜25%。
深い睡眠は睡眠直後に記録されることが多く、この時に成長を促す成長ホルモンの70%〜80%が分泌されると言われています。 理想的な睡眠は、前半に深い睡眠が長く、朝に向かうにつれてレム睡眠が徐々に長くなる睡眠リズムだそう。 自分の睡眠リズムと照らし合わせて変化を読み取ることで、睡眠の改善につなげることができるでしょう。

3.有名スマートウォッチApple Watchと安いXiaomi Smart Bandの睡眠データを比較検証

比較写真

このように、深い睡眠や浅い睡眠を測定し睡眠ステージを視覚化することができるスマートウォッチ。高価なものや安価なものまで、さまざまな種類が販売されています。 高価なものと安価なものでは、精度は大きく異なるのでしょうか?
その疑問を解決するために、高価な部類であるApple Watch SE(34,800円〜)とリーズナブルなXiaomi Smart Band4(3,490円〜)を左右の腕に装着し、実際に睡眠を計測してみました。

3-1.【スマートウォッチ睡眠比較】Apple Watchのデータ

AppleWatch計測結果

Apple Watchの睡眠計測は、iPhoneでアップル標準の「ヘルスケア」アプリで確認することができます。この日の計測を見てみると睡眠時間は8時間2分。なかでも夢を見るレム睡眠は2時間33分、浅いコア睡眠が4時間57分、そして深い睡眠が32分であったことがわかります。
眠りについてすぐコア睡眠に入り、そのまま深い睡眠へ。朝に向かうに連れてレム睡眠が増えてくる理想的な睡眠に近いことがわかりました。
またこの日、0時ころに一瞬覚醒していることもわかります。思い返してみると夜中、物音が聞こえて一瞬だけ目覚めた記憶があったので、しっかり検知されていることに驚きました……!

3-2.【スマートウォッチ睡眠比較】Xiaomi Smart Band4のデータ

Xiaomi計測結果

Xiaomi Smart Band4の睡眠計測は、「ZeppLife」というアプリで確認ができます。この日の睡眠時間は8時間3分。なんとApple Watchと1分しか変わりません!覚醒時間が0分になっているので、Apple Watchでは計測されていた1分間の覚醒を見落としていたのかもしれません。
睡眠状況は、浅い眠りが2時間35分、深い眠りが5時間28分となっています。区切りが浅い・深いの2つだけなので、ノンレム睡眠やコア睡眠など細かなところまではわかりません。
ただApple Watchの結果グラフと見比べてみると、23時台のもっとも深い睡眠が記録されていないように見えます……。また朝に向かうにつれて深い眠りが増えているところが、Apple Watchとは少し異なる結果でした。

4.質の高い睡眠のために、スマートウォッチで自分の睡眠を把握することからはじめよう

高価なApple Watchと安価なXiaomi Smart Band4では、Apple Watchのほうがより細かく睡眠状況を計測してくれることがわかりました。深い睡眠もしっかり計測していたので、精度の高さに驚きます。
Xiaomi Smart Band4は細かな計測には対応していませんが、睡眠時間はApple Watchとほぼ同じ結果。安価でも睡眠時間の計測はしっかりしてくれることがわかります。
また毎日の睡眠をスコア化してくれたり(この日は98というとても高いスコアでした!)、いつもの睡眠と比べて違うところを教えてくれる「睡眠の規則性」といった機能もあり、まずは自分の睡眠リズムを把握したい方が気軽に試すスマートウォッチとしてはピッタリだなぁと感じました。

なお、私の計測したXiaomi Smart Band4は数年前のもので、現在は最新のXiaomi Smart Band8が販売されています。精度や機能もより向上していますので、一度チェックしてみてください。

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そしてより詳細な睡眠データを知って分析したい方には、やはり覚醒時間まで1分単位で検知してくれる、精度の高いApple Watchが向いていると言えるでしょう。

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睡眠だけでなく、その日一日の活動量なども計測してくれるスマートウォッチ。睡眠のバランスや質が悪かった日は、睡眠計測だけでなくその日の活動記録まで振り返ることで、何が睡眠に影響をもたらしたかまで、把握することもできるかもしれません。
質の高い睡眠を手に入れるために、スマートウォッチを上手に使いこなしてみませんか?

5.睡眠の質を高めたい方は…敷布団から変えてみよう!

睡眠リズムを整えたいと考えている方は、思い切って敷布団を取替えてみることもおすすめです。
櫻道ふとん店の敷布団「腰いい寝」は、独自開発の「超高反発凸凹ウレタン」が点で身体を支えて体圧を分散することにより、理想的な寝姿勢でリラックスした状態で朝までぐっすり眠ることができます。
布団のレンタルも可能なので、一度試してみてはいかがでしょう。

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