

こんにちは!「ぐっすりねむり隊」のリンコです。
ハウスダストアレルギーがあるわたしは年中鼻炎に苦しんでいるのですが、特に、季節の変わり目にひどくなる傾向があります。
布団や衣類を出し入れする衣替え後の症状が辛いので、綺麗にしてからしまったつもりでも保管中にダニやカビが繁殖しているんだなあ……と思うと余計にくしゃみが止まらなくなってしまいます(涙)。
クローゼットから出したばかりの布団は天日干し&掃除機で対策しても、その日の夜はアレルギー症状で苦しむことに……。
何か良い方法はないかと湿気対策の商品を調べてみたところ、帝人フロンティアから発売されている「乾っとソフトパック」がヒットしたので早速購入してみました。
そこで今回は、湿気対策にぴったりな「乾っとソフトパック」を使ってみた感想をご紹介します!
「乾っとソフトパック」はどんな商品?実際に使用してみた感想をレビュー
1.繊維の研究開発に特化した帝人から発売されている「乾っとソフトパック」
カビ、ダニ、ウイルス、臭いなど、いろいろなトラブルの原因となる湿気。
そんな湿気からの被害を防ぐべく、各社からさまざまな湿気対策グッズが販売されていますよね。
わたしも今まで湿気が気になる季節になると色々な製品を試していました。
ですが、貯まった水を捨てるのが面倒だったり、膨らんだらすぐに取り替えなければいけなかったり、意外とコストがかかってしまったりと、どうにかならないかなあと感じる点もありました。
そんなときに知人から紹介されて知ったのが帝人の「乾っとソフトパック」です。
1-1.驚異の吸水・吸湿パワーを秘めた繊維「BELL OASIS®(ベルオアシス®)」を使用
帝人と言えば、合成繊維の開発から商品製造・販売までを一貫して行う大手企業ですね。「だけじゃない、テイジン」でおなじみのCMを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
新たな繊維を研究し続けている帝人では多くの繊維が商標登録されており、衣類や生活用品はもちろん、医療、工業、美容、防災などとさまざまな用途で私たちの暮らしを支えてくれています。
そのなかのひとつが「BELL OASIS®(ベルオアシス®)」という、吸水・吸湿力に特化した繊維です。
その吸湿能力は木綿の約7倍、B型シリカゲルの約2倍もあり、素早く吸水する上に圧力を加えても容易に水分を逃さないのが特徴です。
その特徴を活かし、家庭の除湿剤として開発されたのが「乾っとソフトパック」なのです。
1-2.放湿性もあるので繰り返し使える
私がこの商品に最も魅力を感じたのが「繰り返し利用できる」という点です。
というのも、今まではクローゼットや下駄箱など、湿度が気になるところに置くタイプのものを使っていましたが、貯まった水を捨てて破棄する作業が手間に感じていたからです。
その点、乾っとソフトパックは天日干しや風通しの良いところにおいておけば溜めた湿気がリセットされるので、繰り返し使えて経済的ですしゴミを出しません。
1ヵ月に1度放湿させると、なんと約80年除湿効果を発揮するのだとか。こまめに手入れすれば、もう買い替えをしなくても良いほど長く使えるのがこの商品の凄いところです。
1-3.気になる臭いを抑える消臭力
乾っとソフトパックのもうひとつの魅力は、消臭力に優れていること。
試験データによれば
・足の臭い(イソ吉草酸)約98%減少
・汗の臭い(酢酸)約95%減少
・フンの臭い(インドール)約95%減少
・加齢臭(ノネナール)約89%減少
・腐卵臭(硫化水素)約99%減少
・魚臭(トリメチルアミン)約99%減少
と、あらゆる臭いに効果を発揮します。
2.帝人「乾っとソフトパック」を使ってみた感想をレビュー
繰り返し使えること、消臭もできること、そして繊維開発のパイオニアである帝人の技術力に期待を込めて「乾っとソフトパック」を購入してみました。


友人はジャパネットたかたの通販で見かけたらしく、それを教えてくれたため私はこちらのジャパネットたかたオリジナルの42個セットを購入しました。
42個はちょっと多いかな…とも思いましたが、5人家族の我が家では布団をしまっているクローゼットや衣装ケース、靴にポイポイ入れてみたら足りないくらいでした。
さて肝心の効果ですが、まずは特にじめじめしていた北側の部屋のクローゼットの湿気が軽減したことを実感。冬用の布団のほかにも防災グッズなど、あまり頻繁に使わないものを入れておく場所なので、梅雨時はカビてしまうこともあったのですが、今年は大丈夫でした!
冬物の布団を出す衣替えの時期にアレルギー反応が少しマシになるかな…と期待できそうです。
そして一番効果を感じたのが、消臭力です。
サッカー少年が2人いる我が家の玄関には常に汗がじんわり浸み込んだスパイクやトレーニングシューズが溢れているので、来客のときに臭わないか心配で消臭剤や芳香剤を使っていました。
ですが、その靴を脱いだ側から「乾っとソフトパック」で封印すると消臭剤の必要がないほどに。
普段自分が使っているバレーボールシューズにも、もちろん使用しています。この状態でシューズケースに入れて持ち運べるので、脱いですぐに入れておける手軽さが嬉しいです。


3.湿気対策におすすめの帝人「乾っとソフトパック」はどこで買える?
私は「乾っとソフトパック」にかなり満足したので「もう少し買い足したいな…」と思って調べてみたところ、楽天やamazonなどのオンラインショップでも取り扱いがありました!
パッケージデザインがリニューアルされていて、私が購入した大容量のセットのデザインよりもインテリアに馴染みやすい色柄だと感じました!
靴に入れるにはレギュラーサイズがおすすめですが、クローゼットや靴箱などの広い場所には大サイズがおすすめですよ。大サイズには吊りさげる用のS字フックがセットになっているのも嬉しいですね。
4.【教えてDr.メイ】ダニやカビから布団を守る正しい布団のしまい方は?






実は布団のしまい方を間違えると、カビやダニの温床になってしまいます。
ここでは、布団専門家であるDr.メイの視点から、正しい収納方法を5つのポイントに分けて紹介しましょう。
4-1.圧縮袋を使わない
布団をコンパクトにするために「圧縮袋」を使う人が多いですが、これはカビの発生を招く原因になります。
どんなに長時間布団を干しても、布団内部の水分が0%になることはありません。そのため、密閉すると湿気がこもり、長期保管でカビが繁殖してしまいます。
「定期的に袋から出して干す」と注意書きがある圧縮袋もありますが、実際に実行できる人は少ないのが現実です。
結果、開けたときにカビ臭くて使えない…というケースが後を絶ちません。
おすすめなのは、通気性の良い風呂敷や布カバーで包むこと。
こうすることで、ダニ・カビの発生を抑え、ほこりから布団を守ることができるでしょう。
4-2.押し入れの上段に収納する
布団は押し入れの上段にしまうのが基本です。
下段は湿気が溜まりやすく、カビの発生率が高くなります。上段に保管することで空気の流れが良くなり、湿気を避けられます。
また、1か月に1回程度は押し入れを開けて風を通すことが大切。
晴れた日に扇風機で2時間ほど風を当てたり、窓を開けて空気を入れ替えると効果的です。
4-3.収納前には「しっかり乾燥」
布団をしまう前に、必ず天日干しをしましょう。
冬の布団は特に湿気を含んでいるため、半日〜1日ほどしっかり乾燥させることが大切です。
地域によっては湿度が高く、衣類や家具にもカビが生えることがあります。
その場合は、除湿機や除湿剤を併用するとより安心です。
4-4.洗うタイミングは「しまう前」でも「使う前」でもOK
「洗ってからしまう」のと「使う前に洗う」、どちらが良いかという質問をよく受けますが、どちらでも大丈夫です。
洗ってからしまう方が清潔な状態で保管ができますが、保管中にカビが出るリスクもあります。
使う前に洗う場合は、収納中の汚れやカビを落とせますが、急に寒くなった時には間に合わないことも。クリーニングが混む時期を見越して、1か月前には準備しておくと安心ですね。
4-5.除湿剤とダニ対策を忘れずに
最近では、繊維タイプの除湿剤も人気です。布団の間に挟んで保管することで湿気を吸い取ってくれます。
ただし、除湿剤も定期的に干すことが大切です。
また、布団には目に見えないダニが多数存在します。洗濯や日干しで減らせますが、完全にゼロにはできません。
定期的な洗濯・通気・除湿を続けることが、清潔で快適な睡眠環境を保つコツです。



5.カビやダニから家族を守るために、布団や衣類は正しい方法で保管しよう
今回は、カビやダニの原因となる湿気対策のおすすめグッズをレビューしました。
快眠には快適な寝具が欠かせません。クローゼットで保管している間も清潔に保ち、気持ちの良いお布団で眠ってくださいね。