子どものおねしょと気長に付き合うために。年齢や頻度ごとのベストなおねしょ対策グッズは?

子どものおねしょと気長に付き合うために。年齢や頻度ごとのベストなおねしょ対策グッズは?
れな

こんにちは!「ぐっすりねむり隊」のレナです。
子どもが小さなうちは、オムツ卒業やおねしょ問題に頭を悩ませる方も多いと思います。
実はわが家でも、6歳になったばかりの娘がたまにおねしょをするので、朝からてんやわんやすることがあります。
オムツを履いて寝かせるような年齢でもないし、家では対策できても帰省時や旅先などでは一体どうしたらいいのかと思い、いろいろなグッズを調べて試してみました。

もくじ

子どものおねしょと気長に付き合うために。年齢や頻度ごとのベストなおねしょ対策グッズは?

1.子どものおねしょ(夜尿症)は、何歳までが正常?対策はあるの?

おねしょシーツを洗濯して干している図

うちの子がおねしょをしてしまう頻度は月に1回程度。
以前よりはだいぶ減りましたが、そもそも6歳という年齢でおねしょをするのは普通なのでしょうか?

日本泌尿器科学会サイトの『おねしょ(夜尿症)が治らない』を見てみると、

子どものおねしょ(夜尿症)は、「5歳以上で1か月に1回以上の頻度で夜間睡眠中の尿失禁を認めるものが3か月以上つづくもの」と定義されます。

とありました。どうやらうちの子は夜尿症に当てはまるようです…
ただ「子どものおねしょを怒ると良くない」という話を聞いたことがあるので、私たちも怒ったり責めたりしないようにしていますが、実際におねしょを目の当たりにするとついつい「あぁ〜」とか「うわ〜」と言ってしまいます。

子ども本人もとても気にしているようで、「おねしょしたらどうしよう」とか、布団に入ってからも「ねんのためトイレにいく」と言っています。実際に少しでも漏れてしまったらすぐに起きて「おかあさん、おねしょしちゃった……」と悲しそうにしています。

おねしょ(夜尿症)を治す方法もあるのかもしれませんが、我が家は気長に付き合っていきたいなと思っています。
ただ、忙しい朝っぱらから布団やシーツの洗濯をするのはとても面倒。そこで、おねしょ対策の方法やグッズをいろいろと試してみました!

2.子どものおねしょの頻度が【週3〜5回】の頃の対策グッズ

2日に1回はおねしょの心配をしていた頃は、やっぱりオムツをして寝ていました。

しかし、昼間はもうオムツをしていないので本人も違和感があったり、せっかく卒業したのに…という気持ちがあったようです。
そこで、まだまだおねしょの心配がある時期に最初に試してみたのがトレーニングパンツ。

2-1.布タイプで柄も選べる【トレーニングパンツ】をおねしょ対策にお試し

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トイトレに使用しようと思って用意していた「トレパン」が、おねしょにも使えるのではないかと使ってみました。
布が3層や4層タイプになっているので吸水性もありそうだし、見た目は普通のパンツなのでプライドも守れる!

…と思ったのですが、トレーニングパンツはあくまでも「昼間のトレーニング用」。もちろん多少は吸水しますが、漏れないというよりも「濡れたことがわかる」ように作られているため、おねしょ対策には不向きでした。

そこで次に、パンツに貼り付けて使えるおねしょパッドを購入してみました。

2-1.おねしょ対策ならやっぱり【おねしょパッド】がおすすめ

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夜用ナプキンのような形状の給水シートをパンツにセットするというもので、「おかあさんとおなじ!!(※生理ナプキン)」と誇らしげに(?)受け入れてくれ、普通のパンツを履いたまま眠れるので満足げでした。

祖父母世代からは「オムツをしていると、いつまでたってもおねしょを卒業できないんじゃないか」と言われましたが、気にしませんでした。おねしょ卒業うんぬんよりも朝の洗濯が嫌なのです。

そして実はこのパッドを使用する期間は短かったので、余った分は車に入れて、渋滞時などの「トイレいきたい!」というシーンで活用しています。

3.子どものおねしょの頻度が【週1〜2回】の頃の対策グッズ

おねしょパッドをして寝てもおねしょをしない日が多くなり、毎日捨てるのがもったいないと感じていました。
ただ「今日は大丈夫だろう」と思ってノーガードで寝てみると、そういう日に限っておねしょ。すでに1回のおしっこの量も多くなり、シーツどころか下のベッドマットにまで染み込んでしまうことがありました。

我が家は、私たち夫婦のベッドを並べて、ふたりの真ん中で娘が寝るというスタイルでした。おねしょをすると両方のマットレスまで染み込んでしまうこともあり、シーツは洗えてもベッドマットは洗えないので本当に困っていました。

そのため、まずはとにかく私たちのマットレスを守ろうと、最初に行ったのが赤ちゃんの頃に使っていた「ベビー布団のマットレス」の再登場です。捨ててなくてよかった!

3-1.まだまだ使える【ベビー布団】+【おねしょシーツ】で対策

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真ん中にどーんとベビーマットレスを置いて、四隅をゴムで留めるタイプの子ども用おねしょシーツを購入。これで私たちのマットレスは守れそうです。

しかし、またまた誤算。夏場で暑かったのかゴロゴロ転がって私のマットレスでおねしょ! うちのように寝相が悪いお子さんの場合、おねしょシーツからはみ出ることも考慮する必要がありそうです。

しかも、家で寝る時はいいんですが旅行などに持っていけない…やはり本人に何か対策をする必要がありそうです。

3-2.本人が動いてもOK【履くタイプの対策グッズ】をプラス

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我が子はどうやらシーツの上でじっと寝てくれないようなので、本人に履かせるタイプのおねしょ対策グッズを購入しました。
今回は、トレパンのようなパンツタイプでなくこんなスカートタイプ。本人もプリンセス気分でくるくる回って喜んでいました。
足の間にボタンがあるので、寝る前に留めればずり上がることもなく朝まで快適です。

これなら男女兼用で使えますし、もともとズボンタイプの商品もあるようなので、好みで選んでみるのが良さそうです。

さらに、このタイプなら旅行や帰省時にも簡単に持って行けるというメリットがあり、ホテルや旅館でヒヤヒヤすることがなくなりました! また快眠に一歩近づきました。

ということで、この可愛いスカートにしてからは一度もおねしょをしていません。ただ、たまたま洗濯していたときや「きょうはだいじょうぶ」とか言って履かなかった日に限って、おねしょをしています(笑)

もはやおねしょあるあるですね。

4.小学生〜大人のおねしょ対策グッズもチェック

おねしょは寝ている間に知らず知らずのうちにしてしまうため、コントロールするのは難しいものです。
また小学生になると、学校の行事やスポーツ合宿、お友達の家にお泊まりに行くなどのイベントも多くなり、余計に不安を抱えるお子さんも多いようです。

そこで、小学生以降の対策グッズは「いかに対策しているのがバレないか」が大切。見た目は普通のパンツやズボンに見えるタイプの商品がたくさんあるようなので、気になる方は1枚持っておくと安心材料になります。

4-1.【バレないおねしょ対策グッズ】が豊富

心身ともに大きくなるにつれ、おねしょ(夜尿症)への不安がストレスにつながりやすく、コンプレックスが対人関係に悪影響を及ぼすことも考えられます。
親子どちらもストレスを溜め込まないように、事前にグッズで対策しておけば安心して当日を迎えられそうですね。

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5.おねしょの原因と親ができるおねしょ対策

おねしょは排尿機能が未発達な場合に起こるため、通常は成長とともにだんだん減っていくとされています。
しかし、寝ている間にたくさん尿が溜まってしまう、そもそも膀胱に溜められる量が少ない、睡眠障害などが原因となり、5歳を超えても夜尿症に悩む家庭も少なくありません。

実際に「5~15歳の子どもの16人に1人が夜尿症」というデータもあるので、あまり深刻に考えすぎず、もしおねしょをしてしまっても「起こさず・焦らず・怒らず・ほめる・比べない」という親の姿勢も大切なようです。

また、生活習慣を見直すだけでおねしょ(夜尿症)が改善することも多いので、まずは以下のポイントをチェックしてみてください。

5-1.おねしょ対策のために大切な【7つの生活習慣】

もし医療機関に相談した場合でも、まずは生活習慣の改善からスタートします。家庭で対策できる項目ばかりなので、まずはこちらを試してみるのがオススメです。

1.早寝・早起きを基本に、朝食と昼食をしっかり摂る。食事時間を決めて、夕食は寝る3時間前までに済ませる
2.寝る前の水分の摂り方に注意し、できるだけ控えるかコップ1杯程度にとどめる
3.のどの渇きによる水分の過剰摂取を控えるため、塩分の摂りすぎに注意する
4.便秘になると膀胱を圧迫し、夜尿の原因となるため、食物繊維の多い食事メニューに変える
5.寝る前にトイレに行く
6.身体が冷えると尿が大量に作られると同時に膀胱が縮小するため、睡眠時の寒さ対策を行う
7.寝ている間に排尿する癖がついてしまうため、夜中に無理やりトイレに起こさない

上記のような生活習慣の改善を行うことで、20〜30%の子どものおねしょ(夜尿症)が改善するというデータがあるので、試してみる価値は充分にありそうです。
もし、なかなか症状が改善しない場合、医師や専門家と一緒に薬物療法やアラーム療法というステップに進みます。

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6.おねしょ対策は、穏やかに気長にやっていこう

おねしょは仕方がないと頭ではわかっていても、シーツやマットレスを濡らしてしまった日の朝は、親子共に憂鬱になってしまいますよね。
それでも、悩みに寄り添い一緒に克服できるような環境づくりから考えていくことが大切だと再認識しました。

また病院で治療をする場合、年齢やおねしょの頻度などによって治療開始のタイミングや方法がそれぞれ変わります。子どもだけの問題と考えず、家族みんなで協力しておねしょとうまく付き合っていけるとベストですね!

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