バスソルトが安眠のカギとなる?バスソルトの効果的な使い方と注意点

バスソルトが安眠のカギとなる?バスソルトの効果的な使い方と注意点
リンコ

こんにちは!「ぐっすりねむり隊」のリンコです。

何かと忙しい現代、毎日のバスタイムはシャワーのみで済ませている人が多いそうです。確かに汚れを落とすだけならシャワーで充分なのですが、せっかくのバスタイムには一日の疲れも落としたいところです。
そこで今回はおすすめの入浴方法とあわせて、安眠効果が期待できると言われる「バスソルト」について解説します。

もくじ

バスソルトが安眠のカギとなる?バスソルトの効果的な使い方と注意点

1.安眠を得るための正しい入浴方法

お風呂にお湯を溜めてゆっくり湯船に浸かるのは、日本ならではの習慣ですよね。
毎日お風呂を掃除してお湯を溜めるのは確かに手間がかかりますが、やはり身体を芯から温めるには入浴が一番手っ取り早い方法です。 他の記事でもすでにご紹介している通り、入浴は安眠にも深く関係しています。

そもそも眠気というのは、睡眠前に身体の深部体温がグッと下がることで引き起こされるもの。入浴によって体温を上昇させると、その後体温を下げやすい身体になるため、安眠のためには入浴が必須と言われています。

入浴のタイミングとしては、睡眠の約1.5時間から3時間前がおすすめ。ちょうど体温が低下して眠気を感じ始める頃に布団に入れるので、すんなりと眠りに落ち、安眠を得ることができるでしょう。 また、人間の身体は42℃を超える温度のお風呂に入ってしまうと交感神経が刺激され、逆に覚醒してしまうので、温度は40℃以下のぬるめのお湯がベスト。
ゆっくり入れば、血行も良くなって溜まっていたコリやハリも取れることでしょう。

2.「バスソルト」が安眠に良い理由とは?

入浴時間をさらに充実させるためのアイテムは多々ありますが、安眠効果を狙ったおすすめアイテムのひとつが「バスソルト」です。

2-1.バスソルトとは

バスソルトとは、その名の通り浴槽に入れる「塩」または「塩に似たもの」のことを言います。
バスソルトには塩化ナトリウム(天然塩)から作られたものと、硫酸マグネシウムを成分とするものがあります。

塩化ナトリウムを成分とするバスソルトは、塩分濃度が高いことで知られる死海や、ヒマラヤ山脈の麓で採掘された岩塩を使用したものが有名です。
「硫酸マグネシウム」を成分とするバスソルトは別名「エプソムソルト」としても知られ、塩ではないものの見た目が塩に似ていることから「ソルト」と呼ばれるようになりました。

2-2.バスソルトの効能

バスソルトの成分である塩化ナトリウムや硫酸マグネシウムは、温泉の成分としても知られています。
バスソルトにも「化粧品」に分類しているものと、「医薬部外品」に属しているものがあり、医薬部外品のものは身体を芯から温めてくれるので血行が促進され、湯冷めしにくい効果が期待できます。発汗作用にも優れていることから、デトックスできるのも嬉しいポイントです。
また、疲れで硬くなった筋肉を緩め、身体の緊張を解いてくれるといった効果も。 このことから、安眠を得るための条件づくりにバスソルトが役立つと言われています。

2-3.バスソルトの選び方

バスソルトは塩化ナトリウムか硫酸マグネシウムかどうかという成分の違いだけでなく、ソルトの原産地による特徴の違いやドライフラワーやハーブがブレンドされたものなど、様々な種類があります。

最初は選ぶのに苦労するかもしれませんが、最初は安眠にアプローチすることを謳っている種類のものから試してみましょう。
なかでも、鎮静効果が高いと言われているラベンダーやオレンジなどのアロマを含んだものがおすすめ。アロマに詳しい人は、エッセンシャルオイルを加えて自分好みの香りにするのも良いですね。 癒しやリラックスの時間を楽しむことで、安眠効果もますます期待できるでしょう。

バスソルトの扱いに慣れてきたら、
◯。°温浴効果
◯。°発汗効果
◯。°保湿力
◯。°香り
◯。°溶けやすさ
などにも注目して、色々なバスソルトを試してみてはいかがでしょう。

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2-4.安眠を得るためのバスソルトの効果的な使い方

バスソルトは、入浴剤に比べると溶けにくいという性質があります。 そのため、浴槽に入れたらしっかりと溶けたことを確認してから入浴することをおすすめします。

「少しでも早く溶かそう」と、お湯の温度を高くするのはNG。お湯が高温になってしまうと、バスソルトに含まれている有効成分が損なわれてしまうと言われています。バスソルトに含まれた豊富なミネラルを壊さないため、そしてぬるめのお湯にゆっくり浸かるという安眠の鉄則のためにも、お湯の温度は37°C~39°C程度を目安にしましょう。

また、ハーブが含まれているものや、小さな石や貝なども紛れている天然塩を入れるときは、浴槽の傷みや掃除の手間を避けるために「ネット」を使用するのもひとつの手段ですよ。

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2-5.浴槽にバスソルトを入れるときの注意点

硫黄、酸、アルカリ、塩分は、金属でできている給湯器の配管に付着すると化学反応が起こり、配管が腐食してしまうことはご存知でしょうか。
そのため、塩化ナトリウムを原料とするバスソルトを使用すると、その塩分によって風呂釜や配管の傷みにつながります。塩化ナトリウムのバスソルトを使用する際は、少なくとも追い焚き機能を使わないよう注意しましょう。

さらに、塩分は肌状態によっては肌への刺激になってしまうことも。生後3か月未満の赤ちゃんや、肌が敏感な人は使用を避けることをおすすめします。
安眠のために使用したバスソルトが、安眠を妨げてしまっては本末転倒。
「自分は肌が強いから大丈夫」と思っていても、かゆみや刺激を感じた場合は無理に使用を続けないようにしてください。

3.今注目されているのは「エプソムソルト」

バスソルトのなかでも、硫酸ナトリウムを成分とする「エプソムソルト」の人気が高まっています。
ミネラル分を多く含んだ硫酸塩とマグネシウムの化合物が結晶化したエプソムソルトは、15世紀~16世紀にイングランドの「エプソム」という場所で発見されました。

エプソムソルトに含まれるマグネシウムには、

◯。°脂肪や糖質の吸収スピードを抑え、脂肪の蓄積を防止
◯。°新陳代謝を高め、老廃物の排泄を促進する
◯。°肌表面の老廃物を取り除き、さらに保湿効果も
◯。°鎮静作用があり、ストレス緩和にも役立つ

といった働きがあります。

こんなマグネシウムを皮膚から取り込めるということで、ウェルネスに敏感なセレブやアスリートから支持されているのだそう。身体と心のストレスを取り除いてくれるマグネシウムは、結果として安眠に導いてくれると言えます。
また、風呂釜の傷みや肌への刺激となり得る塩化ナトリウムと比べると扱いやすいことも、人気の理由のひとつでしょう。

4.自分にぴったりのバスソルトを見つけよう!

「毎日の入浴方法を少し工夫することは、安眠への近道になります。
就寝の1.5~3時間前にぬるめのお湯にゆっくり浸かることを基本とし、時には自分好みのバスソルトを使用して充実したバスタイムを過ごしてくださいね。

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