羽毛布団の値上がり対策に。今ある羽毛布団を長く使える「打ち直し」がおすすめ!

羽毛布団の値上がり対策に。今ある羽毛布団を長く使える「打ち直し」がおすすめ!
れな

こんにちは!「ぐっすりねむり隊」のレナです。
この間「羽毛布団が値上がりしている」というニュースを見ました。
我が家はもう家族全員分の羽毛布団があるので安心……と思いきや、触ってみるとふわふわ感が薄れているような?かといって、この値上がりのタイミングで高い羽毛布団には手を出せません。
ということで今回は、世界的に羽毛が値上がりしている原因と、羽毛布団の再利用や打ち直しについて調べてみました!

もくじ

羽毛布団の値上がり対策に。今ある羽毛布団を長く使える「打ち直し」がおすすめ!

1.羽毛布団が値上がりしている理由は?なぜ?

羽毛布団に使わている羽毛のイメージ

羽毛布団の値上がりについて調べてみたところ、寝具業界全体がこの価格上昇の影響を受けているということがわかりました。

値上がりしている原因はひとつではなく、ここ数年の市場の動向や供給不足問題が絡み合っているようで、いくつかの要因が複合的に作用し、羽毛の価格高騰へとつながっているようです。

以下が、主な羽毛・羽毛布団の値上がりの要因です。

1-1.羽毛布団が値上がりした理由1:鳥インフルエンザ

世界的に鳥インフルエンザが流行し、鳥農家が鳥を飼育できなくなったことが生産量の減少につながっています。

病気によって羽毛の供給が不安定になると、ダイレクトに価格が高騰するのは納得ですね。

1-2.羽毛布団が値上がりした理由2:新型コロナウイルス

鳥だけでなく、人間界で発生した疫病も羽毛布団の値上がりの原因となります。

もともと羽毛は、食用に育てられたアヒルやガチョウから取れる副産物のため、新型コロナウイルスの大流行で外食が制限されたことで、食肉の需要が減少し、羽毛の供給量減少に直結しました。

コロナ禍で飲食店が打撃を受けたのと同じように、鳥農家での飼育数が減り、その結果として羽毛の価格上昇を招いてしまったようです。

1-3.羽毛布団が値上がりした理由3:ロシア・ウクライナ紛争

ウクライナは高品質な羽毛の供給国のひとつでしたが、2022年に発生した紛争により、その供給がストップされてしまいました。

そのため、ウクライナから羽毛を輸入していたヨーロッパ全体で羽毛の価格が急騰し、次に世界的な価格上昇が引き起こされてしまったという説もあるようです。

1-4.羽毛布団が値上がりした理由4:加工コストの上昇

羽毛は、特に高級寝具やダウンジャケットといったファッション用品、または寝袋などといったアウトドア製品に使われています。

これらの加工製品の需要が増加すると必然的に羽毛の供給は追いつかなくなり、価格が上昇します。

また、加工する際の羽毛の洗浄や消毒にはプロの手による手間がかかります。こうした従業員の労働コストやエネルギーコストの上昇も、市場に出る商品価格に反映されています。

2.実際に羽毛布団はどれくらい値上がりしているのか?

調べてみると、2022年から2023年にかけて大幅に値上がりした店舗やブランドが多く、倍ほどの値段になっているパターンもあるようです。

また、今まで通りの安い羽毛布団が残っている場合でも、品質が低下している可能性があるなど、価格と品質のバランスを見極めるのは難しそうです。

羽毛の値段はこの先ますます上がっていくことが予想されており、これから新しく羽毛布団を購入する際の負担も気になるところです。

そんななか、新しく買うのではなく「羽毛布団の打ち直し」という選択肢が注目を集めています。

3.羽毛布団の値上がり対策に「打ち直し」がおすすめ

羽毛の値上がりによって、羽毛布団はなかなか手の届かない寝具になってしまう可能性が出てきました。そこで、今使っている羽毛布団を再利用する「打ち直し」を選ぶ方が増えているようです。

打ち直しとは、既存の羽毛布団をリフォームして新しい布団に作り直すことを言います。
羽毛布団の場合、古くなった羽毛を清潔にし、ボリュームや保温性を回復させるとともに、新しい羽毛を少し加えることで新品同様の快適さを取り戻してくれるのだそう!

次に、羽毛布団の打ち直しのメリットやデメリットについてお伝えします。

3-1.羽毛布団を打ち直すメリット1:コストが抑えられる

打ち直しの最大のメリットは、なんといっても価格が安く抑えられるということ。

新しい羽毛布団を購入するのに比べて、おおよそ半分から三分の一程度の費用で済むことが多いため、コストパフォーマンスの高さも注目のひとつです。

3-2.羽毛布団を打ち直すメリット2:環境に優しい

どんな商品であっても、資源の有効活用や再利用は環境への配慮につながります。
羽毛布団の打ち直しを行えば、新たな羽毛の使用を抑えることができ、供給過程における環境負荷を減らすことができます。

最近では、使用済みの羽毛布団を回収し、徹底的に洗浄することで蘇った羽毛を「エコ羽毛」「リサイクル羽毛」として打ち直しなどに利用する店舗やサービスもあるようです。

3-3.羽毛布団を打ち直すデメリット・注意点

打ち直しを検討する際には、いくつかの注意点があります。
まず、羽毛布団の使用期間が長く、羽毛が劣化している場合は、打ち直しを行っても十分な保温性や快適性を得られないことがあります。

また、羽毛の量が不足している場合や生地が損傷している場合には、追加費用が発生することも。

そして、打ち直しには技術はもちろん専門知識が求められるため、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
羽毛の洗浄や除菌が不十分だと、アレルギーやカビの問題が発生する可能性もありますし、中には、劣悪な羽毛を混ぜられてしまったというトラブルも……

打ち直しを依頼する際には、ネームバリューだけでなく実際の評判も確認しておくと確実です。

洗浄に使う水にこだわっていたり、打ち直しの際のサイズ変更や追加の羽毛のランクアップなど独自のサービスを行っている布団屋さんもありますので、チェックしてみてくださいね!

4.羽毛布団の打ち直しは、信頼できる専門業者に依頼しよう

残念ながら、世界的な供給不足や経済的な要因により羽毛布団の価格上昇は避けられない状況のようです。

新しい羽毛布団を購入するのが難しい場合は、信頼できる業者での打ち直しという選択肢が経済的&環境にも優しい方法として有効です。

ぜひ皆さんも今使っている羽毛布団の状態を確認して、適切なメンテナンスと打ち直しで快適な眠り環境を手に入れてくださいね!

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